11月25日に都内某所で開催された「モバイルプリンスのファーウェイ王国ブロガーズミーティング」に参加してきました。
今回の記事はHuaweiについてのご紹介と当日のイベントの様子をまとめてみました。
実は今回始めて生の「モバイルプリンス」の御姿を見ることができました!”生”のプリンスはディスプレイで見るよりもずっと”濃い”お方でした。
イベントは5部構成。Huawei担当者によるブランド、製品に関する説明が3部、モバイルプリンスによるトークセッションとタッチアンドトライという流れです。
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目次
日本市場でも成長が著しいHuawei

1部から3部の説明を担当したのはHuawei JAPANの須藤孝夫氏。
まず強調されたのはHuaweiが今までグローバル市場で積み上げてきた実績。
日本ですとあまりHuaweiという名前は浸透していないイメージもありますが、2015年のスマートフォン出荷台数はSamsung、appleに次ぐ第3位。
フォーチュンの格付けでも世界の企業TOP500のランキングで129位と上位に位置するメーカーとなっています。
こちらがHuaweiのスマートフォンのラインナップ。ローエンドモデルから順に並べるとG&Y→Nova→Honor→P→Mateとなります。
日本市場に投入されているスマートフォンはMateシリーズやPシリーズなどのハイエンドモデル中心という印象があります。
“格安スマホ”などとも呼ばれるSIMフリーのスマートフォン市場が日本でも急拡大したことも相まってかHuaweiの日本市場での売上は右肩上がりとのこと。
確かにドコモからHW-01E Ascendが発売された頃はこう言ってしまうと申し訳ないですがスマホメーカーとしての存在感はかなり薄かった印象がありました。しかし最近ではP8 liteが結構売れたこともあり一般にもスマホメーカーとして浸透してきているのではないでしょうか。
昨年発売されたNexus 6Pや今期のフラッグシップモデル”P9″など続々と日本市場に製品を投入してきています。
この夏に発売された“Huawei P9 lite”は7月から10月まで販売数で4ヶ月連続1位に輝いているとのこと。
単体購入でも30,000円以下、MVNOの契約とセットで20,000円以下になることもあるコストパフォーマンスのいい商品なのでこの結果にも納得。
まずモバイルルーターではメーカ別販売数で2015年1月から今までひたすらトップを死守。現状、モバイルルーターを主力としているのがUQ Wimaxぐらいになりましたのでこの結果は納得。
筆者が驚いたのはタブレットの売上でしょうか。国内メーカーが相次いで撤退していき他の海外メーカーも日本市場に製品をあまり投入してこなかったこともありMediaPadが結構売れたようですね。
そしてSIMフリーのスマートフォンの販売数も増加。去年は台湾のASUSがSIMフリースマートフォンの市場を席巻していた印象がありましたが今年はHuaweiの存在感が一気に増したのではないでしょうか。
この後は引き続き須藤氏によるP9とMateBookのご紹介が続きますがこちらは別記事にて。
トークセッションではモバイルプリンスとGAPSIS編集長長田氏から製品の魅力が語られる

須藤氏による製品紹介の後はいよいよお待ちかねのモバイルプリンスによるトークセッション。
名古屋会場でのトークセッションが話題になっていただけにどんな内容になるのかヒヤヒヤとしていたのですが東京会場では至って普通だったと思います。
ただやはり合計で1時間半という短い時間にいっぱい詰め込んだイベントのため尺が足りず…ただそれだけ魅力が沢山あるということでもあります。
モバイルプリンスと長田氏でそれぞれ別の魅力を紹介しましたのでその内容を簡単にご紹介。
モバイルプリンスと長田氏が語るHuawei P9の魅力
まずモバイルプリンスが紹介したHuawei P9の魅力は3点。
真っ先に挙げたのはカメラ。モバイルプリンスが注目したのはカメラが出っ張っていないこととモノクロ撮影。
プリンスはカメラが出っ張っていないことで窓に押し付けて夜景をブレずに撮れることを激推ししていました。
筆者も試してみましたが確かにこれはイイ!と感じました。露光時間を6秒にしてみましたがブレ等なく非常に綺麗な写真を撮れました。
そしてモノクロ撮影に関してもHuawei P9がモノクロ専用のセンサーを搭載していることで他のスマートフォンでは撮れないようなモノクロ写真を撮れることを紹介。
筆者も試してみましたが確かに一般的なカラーセンサーのみを搭載しているスマートフォンが撮影するモノクロ写真と比較して味の違いを感じました。
2個目の魅力としてプリンスが紹介したのはHuawei P9の薄さと軽さ。
Huawei P9は5.2inchのフルHDディスプレイと3000mAhのバッテリーを搭載していながら薄さは約6.9mm、重さは約144gとスペックの割にはコンパクトに仕上げてきています。
プリンスも語っていましたが、実際Huawei P9を手にとってみると大きすぎず、小さすぎずちょうどいいサイズで持ちやすいと感じました。
薄さと軽さという面だけに注目した場合、他にももっと薄かったり軽かったりする機種はありますが、本体のスペックと値段を考えるとHuawei P9はかなり魅力的だとプリンスは紹介していました。
最後の3個目の魅力としてプリンスは付属品を紹介。
付属品としてACチャージャー、USB Type-Cケーブル、イヤホン、micro USB→USB Type-C変換アダプタの他にケースも同梱していることをプリンスは紹介。
確かに50,000円台のスマートフォンでありながら本体セットを購入すればひとまず必要なものが既に揃っているのは魅力的です。
プリンスも「50,000円台のスマートフォンでありながらホテルのアメニティのような安心感を得られる」と語っていました。これはわかりやすい表現だなと筆者も納得。
ケースが同梱されていることに関してはHuawei JAPANの須藤氏も「購入者からクリアケースが付いているのが嬉しいという反響もあり、販売の最後の一押になっている」と語っていました。
続いて長田氏が紹介した魅力はこちらも3点。
最初に長田氏が紹介したのはパフォーマンスの高さでした。
Huawei P9はCPUにHuawei独自の”Kirin 955″を搭載。Galaxy S7 edgeなどのフラッグシップモデルには及びませんが普通にゲームをしたりといった使い方には十分な性能があります。
このあたりは別記事でも紹介しますがタッチアンドトライで使っていて反応もよくスペックの高さを筆者も実感しています。
2個目の魅力として長田氏が紹介したのはやはりこちらもカメラ。
ちょうどイベントが開催される前週ぐらいにスーパームーンということで月が地球に最も接近するタイミングがありました。
長田氏はこれをHuwei P9で撮影。手ぶれ補正もしっかりとしていて輪郭も細部まで表現できていることを紹介していました。
拡大した画像を紹介できないのが申し訳ないのですが、通常のスマートフォンではノイズでつぶれてしまうような部分もしっかりと表現できていてノイズも少ないので夜景の撮影には向いていそうだなと感じました。
最後に長田氏が紹介したのはデザイン。
国内でのHuaweiというとやはり思い起こすのはたまごっちのようなデザインのキッズケータイやWi-Fiルーター。スマートフォンもSoftBankから発売されていた201HW Streamのようなプラスチック筐体のデザインのイメージが強いですが、今年発売されているHuawei P9やhonor8はそれぞれアルミ筐体と両面ガラスという高級感のあるデザイン。
今までのHuaweiのイメージとは一線を画すデザインに長田氏は魅力を感じたとのことでした。
確かにiPhoneはアルミ筐体ですしGalaxyは両面ガラスになっていますのでスマホメーカーのトップ2にしっかり追従している感じもしますが、これに既にプリンスが紹介していた”持ちやすい”という要素が加わることでかなり完成度の高い商品に仕上がっていると感じました。
モバイルプリンスと長田氏が語るMateBookの魅力
このあたりで尺の問題がでてきたので実演中心の内容に変わっていったのですが、まずプリンスはMateBookのキーボードに注目。
本体とはBluetoothによる接続ではなく専用接点による接続となっているため、Bluetoothで接続するキーボードと比べ打ち込みに遅延がないことを紹介。
確かに通常のパソコンの打ち込みと全く変わらない反応速度という印象を受けましたし、何よりも打鍵感がグッド!と感じました。

一方の長田氏が紹介したのは2点、
1点目としてはMateBookが指紋センサーを搭載していることを紹介。
使ってみた印象としてはスマートフォンで搭載されている指紋センサーのように認証速度・精度ともに良いとのこと。
2個目に長田氏が紹介したのはキーボードカバー。
別売のキーボードを購入すると付属してくるキーボードガバーはマグネットでMateBook本体とくっつく様になっています。
このキーボードガバー、折りたたみ方によって本体を支える角度を2段階に調整できることを長田氏は紹介。
実際このカバーを使うことで普通のラップトップと同じような感じで使うことができるという印象を受けました。
また、電車の中で使っていても落としにくいのがポイントとのこと。
このあたりはモバイルプリンス氏・長田氏ともに膝の上に乗せて使う様子を実演。軽くてコンパクトなので移動中に使用するにはぴったりなのではないでしょうか。
トークセッションはこのあたりで終了となり最後のタッチアンドトライをやってイベントは終了。
最後に
こういったメーカーのタッチアンドトライに参加するのは実に約5年ぶり。携帯電話業界から遠ざかって何年か経つので自分の中での各メーカーに対する認識は古いものであったのは確かでした。
それでも今回のイベントを通してHuaweiに抱いた印象は想定していたものよりもかなりいいものになりました。
1時間半というかなり短いイベントではありましたが、製品の魅力がはっきりと伝わってきましたし、MateBook・Huawei P9の両方共思わずポチってしまいたくなりました。
どちらの機種ともそのスペックと値段を考えれば間違いなく買いであると言えると思います。
今回のイベントを企画してくださった関係者の皆様にこの場を借りまして心から御礼を申し上げます。
長文で拙い記事でありましたが、もしMateBookとHuawei P9にご興味を抱かれたならばちょうど12月第1週、第2週、第3週とそれぞれ新宿、大阪、福岡で「Huawei Touch and Try Tour 2016」が開催されますので実際にお手にとって試してみることをおすすめします。
会場・日程は以下の通り。
2016年12月 2日(金)~ 4日(日) 東京・東京メトロ新宿駅(メトロプロムナード)
2016年12月10日(土)~12日(月) 大阪・阪急ビッグマン広場
2016年12月16日(金)~18日(日) 福岡・西鉄福岡(天神)駅 北口コンコース(ときめきひろば)
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