日本通信がU-NEXTとの提携でコンシューマ向けMVNO事業を譲渡。事実上の撤退へ

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「B-mobile」ブランドでMVNO事業を展開する日本通信が「U-mobile」ブランドでMVNO事業を展開するU-NEXTとの提携を発表しました。

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日本通信はMVNEとしての事業に専念

8月10日の日本通信のリリースでは以下のように発表されています。

 具体的には、U-NEXTがMVNO、当社がMVNEとして両者が協力してMVNOサービスの提供を行うこととし、当社がMVNOとして提供してきた一般消費者向け通信サービスについては、U-NEXTがMVNOとして引き継ぎ、当社がMVNEとして継続提供することで基本合意いたしました。具体的なサービス内容や変更については、今後詳細が決定した段階で順次お知らせいたします。

日本通信、U-NEXTと個人向けSIM事業で協業 | 日本通信株式会社より

内容からすると従来「B-mobile」として提供されてきたサービスがU-NEXTから提供され、日本通信はMNO(ドコモやau、SoftBank等の大手キャリア)とMVNOとの橋渡し役となるMVNE(Mobile Virtual Network Enabler) の役割に徹するというところでしょうか。

「B-mobile」のブランドでは競争ができなかったか

2016年3月末現在のMVNOのシェアは

1位…NTTコミニュケーションズ(OCN モバイルONE)

2位…インターネットイニシアティブ(IIJmio)

3位…楽天(楽天モバイル)

4位…U-NEXT(U-mobile)

5位…ビックローブ(BIGLOBE SIM)

6位…ケイ・オプティコム(mineo)

となっています。()内はサービスブランド名

参考:格安SIMの契約数は539.4万回線、シェアは「楽天モバイル」が3位に – ITmedia Mobile

日本通信のリリースではU-NEXTが3位となっていますが2015年3月末時点のデータを使ったか法人契約の多いOCN モバイルONEを除外したかのどちらかと思われます。

日本通信のHPでは

日本通信は、MVNOビジネスモデルを考案し、電波免許をもつわずか数社以外の事業者が通信産業に市場参入できる道を切り開きました。

と誇らしげに謳われていますが業界シェアという面では大手にかなり差を広げられている状況でした。

「B-mobile」のブランド名が一般コンシューマには全く浸透していなかったと言えます。

そこで今回、U-NEXTと提携することで一般コンシューマにもしている「U-mobile」の名称で展開、日本通信はMVNEとして利益を得る。といった道に踏み出しだのではないでしょうか。

U-mobileの品質はどうなるか

現状U-NEXTが利用してるMVNEは

・U-mobile…Freebit

・U-mobile Premium…インターネットイニシアティブ

・U-mobile SUPER…ワイモバイルの再販型

とサービスによってバラバラとなっています。

そこに今回日本通信が加わるわけですが具体的な提携内容は後日改めて発表とのこと。

筆者の考えでは「U-mobile」に限りある時期の新規契約分からMVNEをFreebitから日本通信に切り替える方法をとるのではないかなと考えています。

そこで気になるのはMVNEが日本通信になってからのサービス品質ですが、現状の「B-mobile」は同じ料金帯の他のMVNOと比較しても遅いという評判が目立つので品質が悪くならないか心配になります。

日本通信もMVNEとして事業に注力するのであれば「VAIO PHONE」のような失敗は繰り返さずサービス品質の向上に力を注いで欲しいところです。

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