
“格安SIM”の中でも人気が高いIIJmioを1年間使用したので感想などを。
目次
IIJmioにした理由
ライブなどのイベントに参加することが増えてきて色々と支出の見直しを〜となった際に真っ先に目をつけたのが毎月の通信料金。
携帯とインターネットが普及して平成1桁までは通信費といえば固定電話の回線使用料ぐらいだったかと思いますが、今は携帯のパケット代と固定のネット回線の料金を払わなければならない時代。相対的に家計に占める通信費の割合は大きくなっていえると思います。
ちなみに筆者が当時払っていたのはドコモのパケホーダイ&シェアパック10と言った内容。
これの圧縮を考えてみました。
目をつけたのが格安SIM。
通信事業者はたくさんありますが筆者が選択したのはインターネットイニシアティブが提供する”IIJmio”。
選んだ理由はTwitter上での通信品質の評判の良さとISPとしては老舗なので突然サービスを終了したり設備投資を打ち切ったりという恐れがないだろうという安心感からでした。
通信料は1万円近く圧縮できた
結論から言うと通信料は大凡半減しました。
ドコモ時代のおおまかな料金はこちら
カケホダーイプラン | 2,700円 | ||
SPモード | 300円 | ||
シェアパック10 | 9,500円 | ||
合計 | 12,500円 |
これをIIJmioにすると
音声通話機能付帯料 | 700円 | ||
ファミリーシェアプラン(10GB) | 2,560円 | ||
合計 | 3,260円 |
モバイルの部分では1万近く削減ができましたのでかなりお得になりました。
また、”格安SIM”の中でもIIJmioのいいところは光回線のサービス”IIJmioひかり”を提供しているところ。筆者のように外出中はモバイル回線をそれなりに使い、家ではパソコンでガッツリネットをするという利用方法にはぴったりでした。

IIJmioひかりの利用料金は以下の通り
ファミリータイプ(戸建て) | マンションタイプ | ||
4,960円 | 3,960円 |
気になる速度面は
“格安SIM”の評価において重要視されるのが速度だと思います。
筆者個人としては安かろう悪かろうなので大手キャリア並みの品質を期待するのは酷だと思うのですが、結論から言うと昼の12-13時以外は快適で実用上まったく問題なしでした。
時間帯別に簡単にまとめると以下のとおり。
午前中
午前8時台の通勤ラッシュ時に10Mbpsを下回ることがありますが通信速度でストレスを感じることはありませんでした。Youtube等の動画サービスの閲覧もこの時間は問題なし。
ラッシュが終われば速度は一気に快適になります。

Pingの値もドコモ並ですしモバイルで60Mbps近くでれば全く問題ありません。
格安SIMの中でもかなり快適な速度を提供してくれます。
正午前後
前述の通りこの時間帯は遅いです。
速度としては1Mbps前後でしょうか。
遅くなり始めるのはだいたい12時10分頃からで13時を回れば快適な速度に戻ります。
お昼の1時間でランチを取りながら動画を見るという方はそんなに多くないと思いますしTwitter等のSNSの閲覧も画像などのメディアファイルの読み込みが多少遅いかなと言う程度で特にストレスを感じることはありませんでした。
ただ、動画に関しては昼休みは諦めたほうがいいので昼に動画を見たいという方や、昼間も快適な速度で使いという方はY!mobileやUQ mobile
あたりにしておいたほうが部分無難です。
午後
13時までのピークをすぎれば18時頃までは快適そのもの。
午前中と同じく爆速な状況が続きます。
夕方〜夜
朝のラッシュと同様に夕方のラッシュ時も速度は多少低下します。
速度としては悪い時で3~4Mbps前後といったところ。
3Gの頃の実効速度の標準的な値ぐらいは出ています。
ただ、朝と比べると夜は速度が低下する時間帯が長いです。
これはやはり家で固定のネット回線を契約していないユーザーが使い続けているからなのかなぁと。
22時をすぎれば速度は回復して行きますがこの時間帯だと家で固定回線を使っちゃっているのであまり関係ないかなと。

23時を過ぎれば10Mbpsを越えてくるのでHD画質の動画も問題なく見れるぐらいかなといった速度に。
速度面の総評としては12時〜13時の再混雑時間帯を除けば実用上全く問題なし。
これで大手キャリアの半額近くに料金が下がるのであれば乗り換えない手はないというのが筆者の感想。
アプリの充実度の高さに満足
IIJmioは格安スマホの中でのシェアの一二を争うだけあって、スマホ向けのアプリが充実しています。
筆者はAndroid端末を利用していますが、例えば発信時にプレフィックス番号を付与することで通話料が半額になる「みおふぉん」というサービスであれば、「mioプレフィックス」というサードパーティのアプリを利用することで、端末にプリインされている電話帳や電話アプリからの発信時にも自動でプレフィックス番号を付与することで「みおふぉん」の利用ができるようになっています。

「mioプレフィックス」アプリを開いた画面。基本的にアプリで操作するのは設定のみ。
また、高速通信可能な残りの通信料の確認にはIIJ公式の「IIJmioクーポンスイッチ」というアプリが便利。

前月分の繰越分と今月分の残量、コンビニなどで追加購入したクーポンの残量が簡単に確認できる仕様となっています。同一mioID内の全ての回線の残量が確認できるので家族それぞれに持たせている場合などにも便利なアプリです。
まとめ…IIJmioはこんな人におすすめ
筆者が1年間使用した感想は昼休みを除けば通信品質は非常に高く、料金が大幅に抑えられることを考えれば乗り換えない手はないというもの。
シェアの一二を争い、通信品質No.1を謳うだけあって、品質面と価格を考えればベスト・オブ格安SIMと言っても過言ではないと感じました。
現状はドコモ網のサービスのみを提供しているため、現状持っているドコモの端末をそのまま使うor格安スマホのように安くて使えるものでいいいからとにかく月々の負担を抑えたい方には間違いなくオススメできます。
キャリアメールが使えないなどのデメリットは存在しますが、LINEやGmailで十分代用できますので大手キャリアで月々の負担額が気になっている方はIIJmioへの乗換の検討をおすすめします。
IIJmioの詳しい情報は以下のリンクをチェック。
コメントを残す